成分辞典

A-Z

A-Z

BG
水分を吸収する働きがあり、保湿性を持つ水溶性成分です。べたつきの少ないさらっとした使用感を持つのが特徴で、肌に潤いとハリを与え、みずみずしい肌に保ちます。乾燥から肌を守ります。

PCA
皮膚角質層に存在する天然保湿因子(NMF)で、皮膚に保湿効果と柔軟性を与えみずみずしくたもちます。

PCA-Na
グルタミン酸からつくられる天然系湿潤剤で、自然界では大豆、糖蜜、野菜類などの植物にも含まれています。角質層の中に多量に含まれている有機酸で、天然保湿因子の一つです。角質層に浸透して、皮膚に高い保湿効果と柔軟性、弾力性を与えます。

アスパラギン酸
アスパラガスや発芽した豆類に多く含まれる必須アミノ酸で、皮膚の代謝を活性化させる働きがあります。

アセチルヒアルロン酸Na
皮膚の真皮層の細胞と細胞の間にゼリー状の保湿成分として存在する生体成分であるヒアルロン酸のナトリウムをアセチル化したものです。親水性、疎水性の両方の性質を兼ね備えているため、肌への親和性が高く、皮膚にしっかりとどまって角質層を柔軟に保ちます。角質層に十分な水分を供給しながら角質層内部から蒸発する水分を角質層表面でより多く保持することが可能なため、角質の水分保持効果を長時間持続させる効果があります。べたつきのないさっぱりした使用感が特徴です。

アセチルヒドロキシプロリン
肌の奥に働きかけ、コラーゲン産生の鍵を握るアミノ酸です。ヒドロキシプロリンによりコラーゲンの構造を安定化させる事が可能なため、「コラーゲンの種」と呼ばれたりします。ヒドロキシプロリンを、さらに浸透しやすくするためにアセチル化した原料です。皮膚老化に対して有用な可能性が示唆されています。

アーチチョーク葉エキス
キク科チョウセンアザミから得られる保湿成分です。活性成分のシナロピクリンの働きで、NF-кB(エヌエフ-カッパビー)の活性を抑え、皮膚の色素沈着や光老化を予防します。又、毛穴改善作用も期待できる成分です。

アラニン
複合アミノ酸です。角質層に遊離した形で存在する天然保湿因子(NMF)のひとつで、高い保湿効果を持ちます。生体内物質なので、蛋白質との親和性が高く、保水性、保湿性に優れています。肌表面がアルカリ性になるのを防ぎ、角質層のバリア機能を高めます。

アラントイン
植物の新陳代謝産物として穀物の胚芽や煙草の種子、ムラサキ科ヒレハリソウの葉などに存在します。硬くなってしまった皮膚や古い角質を除去すると同時に、新しい健康な皮膚組織を生成します。強い細胞増殖作用と消炎作用をもち、肌荒れを防いで、健康な柔軟性のある肌の再生を助けます。紫外線を浴びた後の肌のほてり、炎症を緩和して、初期段階でのメラニンの生成を防ぐ効果が認められています。

アルギニン
肌のターンオーバーを整える働きや、刺激緩和機能、保湿効果があり、保湿作用があるため、肌をしっとりとさせる効果があります。皮膚細胞の新陳代謝を活性化し、きめの細かい肌に整えます。特に肌荒れには高い効果を有します。

アルギン酸Na
コンブやワカメなどに含まれている海藻由来の水溶性高分子です。粘度調整剤・感触改良剤としても使用されます。

イソロイシン
中性の必須アミノ酸で、角質層の保湿力を維持し皮膚に柔軟性・弾力性を与える効果があります。

海シルト
沖縄の海底に堆積したミネラル分を多く含んだ微粒子の粘土鉱物で、滑らかな感触と高い吸着力が特徴です。

ウンカリアトメントサエキス
南米アマゾン熱帯雨林原産のアカネ科ウンカリア属の植物より新規抽出方法により得られた抽出物です。キャッツクロー抽出物では確認されていなかった新規成分(CAEs:カルボキシアルキルエステル)が、紫外線により発生した損傷DNAの修復を正常に誘導する効果を有します。肌の老化や肌トラブルの予防や改善に効果が高いとされている成分です。AC11の組成成分

オリゴペプチド-24
EGF(上皮細胞成長因子)様のペプチドで、内側からEGFを誘導し表皮の代謝を促進し、本来持っている表皮細胞の分裂・再生を正常化を促して、肌の柔軟性・弾力性を高める効果があります。

海塩
海水から得た無機塩の混合物です。フランス ブルターニュの海水のミネラルバランスをそのまま生かした上で、ほとんどのナトリウム塩を除去しています。そのため天然マグネシウム塩が海水の約7倍含まれています。マグネシウムは生体内でストレスを予防し、リラックス効果をもたらす必須ミネラルとして位置づけされています。

カルボマー
水に粘性を与える性質を持ち、製品の使用感を調整する目的で配合します。皮膚表面で水を含んだ皮膜を形成するため保湿効果があがります。高分子であるため皮膚から吸収される心配などもなく、変質や腐敗もしにくい成分です。

カンゾウ根エキス
甘草、又はその同属植物の根より抽出された油溶性のエキスです。メラニン色素合成の鍵を握るチロシナーゼ酵素の活性を抑える作用に優れており、紫外線による色素沈着を抑制する効果をもち、紫外線によるシミ・ソバカスのある肌を明るく透明感のある肌へ導く効果を有しています。皮脂線の異常活性を抑えて、保湿効果や皮膚刺激を緩和する作用も持ちます。

グリセリン
天然の油脂類をアルカリでケン化させたときに石鹸成分とともにできます。水分を吸収する性質が高いので、強い保湿効果をもちます。肌によくなじむ皮膚柔軟成分です。肌へのなじみや、製品の伸び、すべりの感触を調整するため、硬さ、粘度を安定させることにも使用される成分です。

グリチルリチン酸2K
生薬の一種であるマメ科植物”甘草”(カンゾウ)の根または茎から抽出し精製したグリチルリチン酸のカリウム塩です。強力な消炎・抗炎症効果、細菌発育阻止など肌荒れ予防の作用があり、ニキビや吹き出物、肌あれの予防や悪化を防ぎます。メラニン生成のきっかけになる肌のほてりをやわらげる効果があります。

グリシン
コラーゲンを構成する成分。コラーゲンの合成を促進します。高い保湿効果により、トリートメント効果と緩衝機能をもちます。

グルタミン酸
皮膚を保護する作用があります。アミノ酸を始め多くの成分に含まれている生体内代謝に重要な働きをする成分です。コラーゲンを構成する成分であり、コラーゲンの合成促進効果を有します。

サクシノイルアテロコラーゲン
キハダマグロの魚皮からコラーゲン蛋白質を加水分解して得られます。真皮に存在している結合組織のタンパク質の一種なので、肌によくなじみます。水溶性コラーゲンのアレルゲンとなる可能性のあるテロペプチドを酵素により取り除いて得られるコラーゲンを、さらに固まりにくい構造に処理したものです。保護作用・保湿作用・角質柔軟化作用に優れております。

ジステアリン酸グリコール
製品の乳化を安定に保ち品質を保持するために用いられます。また、油相の粘性を高める油性基剤などにパール系の光沢を与える機能も有します。

ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl
アミノ酸の一種であるアルギニンとグリセリンが結合したもので、皮膚表面にとどまり保湿性を付与し、肌荒れを改善して皮膚表面のキメをととのえます。

水酸化K
pH調整に主に用いられます。水に粘性を与える性質を持ち、製品の性状や使用感を調節します。角質柔軟化作用も併せ持ちます。

水溶性コラーゲン
魚介類などの結合組織から得られる可溶性の非加水分解天然タンパク質です。皮膚の結合組織の線維形成細胞を刺激し、新鮮な線維形成を促進させ毛管機能を高め、水分保持能力と弾力性を増やします。保湿作用が肌のうるおいをキープして、ハリのあるみずみずしい状態を保ち、年齢とともに減少するコラーゲンを補って肌の衰えを防ぎます。お肌になじみやすく、皮膚に皮膜を形成してほこり、光、熱などの刺激から肌を守り、クリーンな空気や水分だけを透過させて潤いを与えます。

水溶性プロテオグリカン
コアタンパク質にコンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸等のグリコサミノグリカンと呼ばれる糖鎖が共有結合した複合多糖です。 細胞外マトリックスの主要構成成分の一つで皮膚や軟骨など体内にくまなく分布しています。サケ鼻軟骨由来で、EGF様作用、ヒアルロン酸産生促進作用、肌荒れ改善作用が期待できます。

スクワラン
深海鮫の肝臓から抽出したスクワレンを精製し安定化させた成分。皮脂の中にも存在する油脂成分のため、本来皮膚でしか生成できない必要成分の補給を助けて、肌のバリア機能を向上させます。のびが良く、低揮発性で皮膚への浸透性に優れ、べたつきがない特徴があります。

ステアリン酸
主にヤシ油、パーム油等の植物油脂から得られる高級脂肪酸です。石けん洗顔フォームなどに使用されます。

ステアリン酸グリセリル
大豆油などの植物油脂とグリセリンをエステル化して得られる乳化安定剤です。 食品にも利用される安全性の高い乳化安定剤であり、品質を安定性を保つために用いられます。また、皮膚に柔軟性とうるおいも与える成分です。

ステアロイルグルタミン酸2Na
アミノ酸の一種であるL-グルタミン酸と天然高級脂肪酸とからなる乳化安定成分です。皮膚に対して安全性が高く、心地良い肌ざわりを与え、使用後に滑らかな感触も与えます。

セリン
多くのタンパク質に含まれているアミノ酸です。特に絹のタンパク質であるセリシンに多く含まれる中性アミノ酸で、角質中のNMF中に遊離アミノ酸として含まれます。皮膚の角質層を形成するために必要なケラチサイト細胞を活性化する働きを有します。ターンオーバーを整え天然保湿因子(NMF)の働きを強化することで皮膚の水分を保持し、保湿性、弾力性、柔軟性を与えます。

ソルビトール
自然界に最も広く存在している糖成分の一つで、海藻類から高等植物にいたるまでほとんどの植物に存在しています。肌にうるおいを与え、やさしく保護します。水分保持力に優れているので、しっとりと長時間うるおいつづけ、乾燥から肌を守ります。抗アレルギー作用や製品にサラサラした感触を与える作用なども併せもつ成分です。

トコフェロール
ビタミンEの一種で毛細血管を拡張し血行を促進させる働きがあり、皮膚状態維持・向上に効果があります。又、製品を空気による酸化から守り、品質を安定に保つためなどにも用いられます。

トレオニン
必須アミノ酸の一種で、皮膚の保湿・保護作用を持ちます。コラーゲンを構成する成分であるため、コラーゲンの合成を促進する効果を有しております。

乳酸Na
皮膚角質層に存在するNMF(天然保湿因子)の一つで優れた保湿作用を持ち、肌表面の保湿効果を高め、肌の柔軟性、弾力性を高めます。

パパイン
パパイヤの果実の乳汁から抽出して得られるタンパク質分解酵素で、角質を分解して皮膚を滑らかにする作用があります。

バリン
必須アミノ酸のひとつで、エラスチンを構成するアミノ酸のひとつです。保湿効果が高く皮膚に柔軟性・弾力性を与える作用があります。

ヒスチジン
必須アミノ酸のひとつで、角質層の天然保湿因子(NMF)を構成している重要なアミノ酸系の保湿成分です。角質層の保湿力を維持し皮膚に柔軟性・弾力性を与えます。

ヒトオリゴペプチド-1
アメリカ生物学者スタンレー・コーエン博士により発見された細胞再生因子です。皮膚の表面にある受容体と結びつき、新しい細胞の生産を促進します。体内で形成されるタンパク質の一種です。年齢を重ねるにつれEGFの分泌は減少するため細胞の再生は遅くなり、肌は老化していきます。そこでEGFを補給することによって、皮膚細胞の新生を促し肌本来の力を引き出しせます。肌のたるみ、しわなどを抑え、滞っている肌のターンオーバーを正常に導く効果を有します。ノーベル賞受賞成分。

フェニルアラニン
必須アミノ酸のひとつで、角質層の天然保湿因子(NMF)を構成している重要なアミノ酸系保湿成分です。角質層の保湿力を維持し皮膚に柔軟性・弾力性を与えます。

フェノキシエタノール
化粧品の中で菌の繁殖を抑制し、最後まで安全に使用できるようにし化粧品の品質を安定させる目的で配合します。緑茶などの自然界に天然物としても存在する成分。名称から混同され勝ちですが、揮発性があるアルコールとは性質が異なります。

プロリン
多くの蛋白質に含まれ、ゼラチン質に最も多く含まれます。非必須アミノ酸の一つで、コラーゲン中多量に含まれています。アミノ酸種の中で最も水分保持に優れた成分です。また、他のアミノ酸やPCA-Naと組み合わせることで安定した保湿力を発揮します。

ベタイン
砂糖大根、麦芽、キノコ類、果実、エビ、カニ、イカ、貝類、また人間の肝臓等などの広い範囲の動植物に存在する天然アミノ酸です。非常に高い保湿力を持ち、皮膚の細胞に速やかに浸透し、ツヤと潤いを与えます。特に乾燥した肌に優れた水分保持力を発揮します。

ポリクオタニウムー10
植物繊維のセルロースをお肌に馴染みやすくするためにカチオン化させた皮膚コンディショニング成分です。お肌を保護する膜を形成してコンディショニング効果を発揮します。

ポリクオタニウムー51
細胞を構成する細胞膜のホスファチジルコリンの極性基と同一の構造を持つ水溶性の成分です。生体膜を模倣して分子設計され、人工の細胞膜を形成する成分です。吸保湿性に優れ、肌に対して高い保水性を維持し、潤いを逃がしません。もとは人工血管用に開発された生体親和性材料なので高い肌荒れ抑制効果と安全性を有しております。

マグワ根皮エキス
クワ科植物マグワ又はその他同属植物の根皮から抽出されたエキスです。メラニンを生産する働きを防ぐことによって美白効果をもたらし、肌を輝く透明な肌へと導きます。紫外線により活発になったメラニン色素の活動を抑え、シミやソバカスを防ぐ効果があります。肌に潤いを与えます。物理的刺激や化学物質により炎症やかゆみが起こるのを防ぐ働きももっており、多種多様な製品に配合されています。

マンニトール
ショ糖を還元して作られる、自然界で最も多い糖アルコールです。保湿効果をもち、乾燥から肌を守ります。皮膚の細胞に速やかに浸透し、ツヤと潤いを与えます。その他、製品の安定化のためにビタミンやアミノ酸の安定化剤として用いられます。

マルトデキストリン
デンプンを加水分解して得られる成分です。光老化に対する真皮マトリックス(コラーゲンとヒアルロン酸の合成を助ける)と基底層を効果的に保護するなど、紫外線によるダメージを防ぐ効果が有ります。AC11組成成分。


化粧品に用いられる水は、化粧品の品質に影響を与えないように、原水に含まれる微量の金属イオン等を除去した「精製水」が使われます。肌の保湿性をあげます。水は物を溶かす性質があり、効果成分を溶解するため、化粧品の基本成分として化粧品全般に広く使われます。

ミリスチン酸
ヤシ油やパーム核油などの油より得られる高級脂肪酸で、石けんや洗顔フォームなどに使用されます。

ユビキノン
コエンザイムQ10と呼ばれており、生体エネルギーの中で他の物質では代替できない物質であることから<ビタミンQ>とも呼ばれております。皮膚細胞をはじめ体内のあらゆる細胞に含まれる成分ですが、加齢をはじめとした様々な要因で減少し、不足すると細胞レベルの活性が損なわれ様々な不調の原因となる成分です。不足した分を補ってあげることで、みずみずしいハリと透明感を与え、肌の状態をととのえます。

ユキノシタエキス
ユキノシタ科植物ユキノシタ(別名:虎児草-コジソウ)の全草から抽出されるエキスです。メラニンの合成を抑制する作用が強く、透明感のある肌へと導きます。主にタンニン関連成分に関する効果で、活性酸素を抑制し、過酸化皮脂の生成を防ぐ働きが認められ、美白効果をもたらします。また、活性酸素の産生を抑制することによって肌荒れやニキビなどを防ぐ効果をもち、同時にヒアルロニダーゼの活性を阻害することによってアレルギーを抑える効果も併せもちます。

ラウラミドプロピルアミンオキシド
天然由来の脂肪酸をベースにした安全性の高い、油溶性・水溶性のもののどちらの汚れともなじみやすい成分で、やさしく効果的にお肌から汚れを落とします。優れた泡立ちと刺激を緩和する作用を持ちます。

ラウリン酸
ヤシ油やココナッツオイルなどから得られる高級脂肪酸で、石けんや洗顔フォームなどに使用されます。

リシン
多くのタンパク質に含まれている必須アミノ酸です。保湿効果が高く、角質層に含まれている天然保湿成分の一つです。肌を柔軟にして、肌荒れを防ぐ効果もあります。

レシチン
pH調整に主に用いられます。水に粘性を与える性質を持ち、製品の性状や使用感を調節します。角質柔軟化作用も併せ持ちます。

ローヤルゼリーエキス
ミツバチの咽頭部から分泌されるローヤルゼリーは優れた皮脂分泌調節作用及び殺菌作用があり、ニキビの原因となる過剰の皮脂分泌を抑制し、皮膚を清潔に保ちます。又、細胞の賦活化および細胞組織の新陳代謝を促進し、シミ、小しわを防ぎ、皮膚の保湿機能を高める作用があります。

現在弊社製品には<ワ行>の成分の配合はございません。